フィギュア制作(顔と髪)②

顔と髪の続き

髪の毛にワイヤーを織り込む

前回の続きになります。
パペットアニメで使う毛髪に関しては、制作者の皆さんはけっこう苦労されているという話をよく聞きます。(動きが繊細なんですよね)
私の場合は毛髪の糸束にワイヤーを織り込む事により、ある程度粘度と強度を持ち、かつ自由に動かせるような以下の方法で制作しています。
使用する糸ですが、私の場合は
いろいんな色が混じっている「コットン混紡タイプの4本撚りというのを主に使用します。(画像①)これをバラしながら、なるべく同系の色でまとめていくと全体としてけっこう良い感じの色合いになっていくと思います。そして織り込んでいく方法ですが、私は「和紙ワイヤー」というのを使って、髪を折り込む部分にこのワイヤーを巻き付け、1本の糸のように束ねながらまとめていきます。(画像②)

(画像①)混紡タイプの糸コットン。手芸ショップなどで入手出来ます

(画像②)結節部分に和紙ワイヤーを巻きつけながらまとめていきます

こんな感じで慣性の法則に従って髪の毛が揺れると気持ちいいですね

織込むワイヤーについて

この和紙ワイヤーを使用する理由ですが、金属のワイヤーそのままだと、糸に絡ませづらく着色が難しいからです。それに対してこの和紙で巻かれたワイヤーはコットン糸との相性が良く無理なく織り込みが出来ますし、着色も容易なので使い勝手がとても良いです。(興味ある方はお試しください↓)

ダイドーハント (DAIDOHANT)和紙わいやー
(線径) 0.5mmx(長さ) 10m(1巻) 10155370
¥741(税込)


マユ毛の可動について

マグネットを仕込んでマユ毛を動かす

これも多分オリジナル技法になると思いますが、私はマユ毛を動かすために、マグネットを目の上部分に埋め込んでいます。マユ毛本体には金属(鉄製ワイヤー)を仕込んでいるので、上下の動きが可能になります。
怒った時は上げ眉、泣きそうな時は下げ眉と、これだけで感情表現の幅が広がるため、この可動はけっこう重要なポイントだと考えています。

(画像③)マユの根本部分にマグネットを仕込む事で上下させることができます


まつ毛の制作

市販の付けまつ毛を加工する

まつ毛については、100均などで売っている市販の付けまつ毛(ストレートタイプ)を使用しています。一般的には女子フィギュアに使いますが、男子もこれが無いと変な感じになるので、私はどちらにも使用してますね。
当然ミニチュアサイズなのでカットする訳ですが、なるべくストレートで毛の幅が大きいものを使用すると良いと思います。

逆に、このタイプのまつ毛をリアルで使用してる女子は付ける効果あるのかなぁ?と内心思っているという事は内緒です。

(画像④)100均などで売っている付けまつ毛。カットして使用します


髪の毛の配置

髪の毛のマグネット吸着

こちらも前回のブログの補足となりますが、私は頭部に極小のマグネットを頭頂部から後頭部に埋め込んで、ワイヤー入りの毛髪を配置しています。(画像⑤)
マグネットは100均で入手できる極小タイプですが、これがまた強力なんですよね。(画像⑥)そして磁力が強烈なので、毛糸に織り込んだ極細のワイヤーでも簡単に吸着できるという訳です。

そして取り付ける毛髪に関して言うと、出来れば3つか4つのパーツ(前髪、横髪、後ろ髪など)に分けた方がおそらく吸着しやすいと思います。少しずつズラしながら配置していくと案外上手く収まると思います(画像⑦)

(画像⑦)髪を3つくらいのパーツに分けて配置するとバランスいいです

(画像⑤)頭頂部〜後頭部にかけてマグネットを埋め込みます。こうすると
ワイヤー入りの髪の毛を固定する事が出来、置き換えも簡単に行えます

(画像⑥)100均などで売っている付け超ミニサイズのマグネット


◎次回からはボディの成形についてご紹介したいと思います。   

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