フィギュア制作(ボディ)-1

可動式ボディの成形

既製品を流用した作り方

今回からボディの成形編になります。
ボディに関してですが、ストップモーション撮影をするスタジオや作家さんはほとんどの場合、金属製の「アーマチュア」と呼ばれる骨組みを使っています。(画像①)

なぜこういったものを使うかと言うと、コマ撮りアニメでは、コンマ何ミリ単位で動かしながら撮影を行うため、関節の強度(ポーズをキープする)と精密さが必要となるからです。
・・ただ私の場合は手足をなるべく細身にしたいため、この金属の骨組みに既製のフィギュアパーツ(樹脂製)を組み合わせたボディを使用しています。(画像②)

(画像①)アーマチュアと呼ばれる金属製の骨組み。簡単にバラして使用できます

(画像②)私が部分的に流用している樹脂製の「オビツボディ」

アニメーションmv「Lion」で使用したフィギュアと背景セット

流用する部位について

この組み合わせる「オビツボディ」について、もちろんこのまま撮影用として使用してもいいのですが、あまりにスタイルが良すぎる(笑)ことと、やはり撮影するには強度と精密さ(特に肩と脚の付け根)が足りないため、私の場合、肘と膝の部分を切り出して流用します。(オビツ製作所さん、本来の目的以外の使い方してごめんなさい)

(画像③)上記関節を使用しますが、それ以外の部分も加工して使用します

手足の削り出し

削り方とサイズ調整

まず必要な部分を切り出し、各パーツのサイズを調整します。
注意点としては、少しずつ削るとなかなか進まないので、なるべく思い切って大胆に削り、後でパテや粘土で補正していくくらいの考え方でいいと思います。
ただし関節付近を削りすぎると強度を保てなくなる場合があるので、その部分は慎重に進めてください。ある程度削れたら、長さも調整しましょう。

(画像④)切断した各パーツを、リューターなどを使用して削り出します
(画像⑤)ある程度削れたら、パテなどで長さを調整します

パーツの結合と使用する道具

手足のパーツが完成したら、最初に紹介した「アーマチュア」の金属関節を埋め込みます。(胴体部分も上記オビツボディを削り出して調整します)
ちなみに私が削りで使用しているのはPROXXON製のリューターです。実はもう6年くらい使ってますが、性能はほとんど落ちてないですね。今までいろんなタイプを試しましたが、これが一番相性がいいみたいです。
(以下にリンクを貼りますので良ければお試しください↓)

(画像⑤)私が愛用しているPROXXONのリューター

キソパワーツール
プロクソン(PROXXON) ミニルーターセット
スピードコントロール付
No.28515-BM
・電源:DC12V ・消費電力:20W
・寸法:長さ210×太さø33.5mm
・重さ:250g(トランス含まず)
¥8,445(税込)

(画像⑤)手の成形。こちらは工程が少し複雑なので後日詳しく解説します

(画像⑥)サイズを調整して加工した胴体部分に金属の関節を埋め込みます

◎次回はボディの成形の続きになります。   

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