フィギュア制作(ボディ)-2
可動式ボディ成形の続き
既製品を流用した作り方
ボディの成形工程の続きになります。
前回ご紹介した可動式フィギュアの骨組みとなる金属製の「アーマチュア」について、もう少し詳しく解説します。
このアーマチュアですが、滑らかに動き且つ強度があるので、ストップモーション撮影には欠かせない素材ではあるものの、一方で「何らかの皮膚的なものを被せなければそのまま使えない」という問題が出てきます。(もちろん撮影するタイプにもよりますが・・)
私の場合は皮膚を付けた上で衣服を着せたいので(画像1)、既製のフィギュアパーツにアーマチュアの関節パーツを埋め込んでボディを製作しています。

(画像1)アーマチュアを関節に埋め込んでいる筆者が制作したフィギュア


制作スタジオ(あるいは作家さん)によっては、ウレタン製の軟性素材でアーマチュア全体を覆ったり、衣服で金属部分が見えないように工夫している場合が多いですが、完全な人間タイプのフィギュアともなるとなかなか難しいようです。
そんな理由から、私は割り切って金属の関節のみを部分的に使おうと考え、このような現在の制作方法に至っています。
ちなみにこのアーマチュアですが、こんなマニアックな素材にも関わらず最近では普通にアマゾンで売ってます。(昔は金属を削って手作業で作ってたんですよねー。いやー、、いい時代になりました。笑)
少し特殊な素材ですが興味のある方は一度お試しください↓
アーマチュア関節の埋め込み
ところでこのアーマチュアですが、実際の商品は金属パーツのセットが届くだけで、自分で組み立てる方式のようです。
そんな作りなので、私は関節部分のみを作成し、前回ご紹介した「サイズ調整したオビツボディ」のパーツに穴を開けて埋め込みます。(画像4)
この時の注意点ですが、瞬間接着剤ではなく、画像にあるような「金属用エポキシパテ」の使用をオススメします。接着剤系は表面のみを吸着させるだけなので、複数回圧力を掛けるだけで外れることが多いです。
(*少し大きめのホームセンターでは大抵扱っていると思います)



ボディの完成と衣服について
既製品の流用
最後に顔を塗ったのと同じ色を着色してボディは完成です。ただし、このままだと相当恥ずかしいので服を着せましょう。
その衣服ですが、最近ではAmazonなどでフィギュア用の既製品が手に入ります。スーツから下着まであらゆる種類がありますので、フィギュアの雰囲気に合わせてチョイスしてください。
ちなみに私は以前、これらの服をすべて小型ミシンを使って手作りしていたのですが、残念ながらクオリティ的には到底敵わないので自作は完全に諦めました。そんな訳で現在小型ミシンはサイズ調整やアレンジなどでちょろっと使用しています。


その衣服を探す際の注意点ですが、今回制作しているようなフィギュアのサイズ(全長25~28cm)でしたら、「1/6 フィギュア 〇〇←パーカー、制服など」といった感じで検索を掛けると様々なタイプが出てきますので、お好みのテイストを選んでいただければいいと思います。
*でも冷静に考えると、人間が着る服とフィギュアの服の値段がそんなに変わらないというのは少し微妙ですね(笑)。私は人件費だと割り切ってますが・・(続く)

ので、このページから飛んでいろいろ検索すると楽しいですよ。↓
◎次回よりアニメーションの制作工程に入ります。





